■糖尿病になりやすい人

糖尿病が起こる背景には、遺伝的要素と生活習慣などの環境的要素の両方が重なり合って発病に至るようです。

危険因子と呼ばれる、糖尿病が起こりやすい要因には
・遺伝
・運動不足
・食べすぎ(過食)
・ストレス
などがあるそうです。

もちろん、以上のような危険因子をたくさん持つ人ほど、糖尿病になりやすでしょう。
かと言って、過食や脂肪分のとりすぎ、運動不足が重なっただけで、誰もが糖尿病になれる(笑)わけではないようです。

食べすぎ(過食)、運動不足、肥満などは、余分なエネルギーを蓄積しやすいので、血糖値を下げるインスリンの分泌を高め、その働きを悪くしてしまいます。
ただ、これは普段から不摂生をしている人たちに多く、自覚しやすい危険因子です。

これに対して、ストレスは本人が自覚するのが難しい危険因子といえるかも知れません。
ストレスが血糖値を高くするホルモンを分泌させるために、糖尿病を誘発しているようです。

例えば、ストレスで強く分泌されることが知られてるアドレナリンは、副腎で作られ、インスリンの分泌を抑制したり、筋肉でのブドウ糖の取り込みを抑制したり、肝臓でのグリコーゲンの分解を抑制したり、血糖値をあげる要因になります。

また、精神的なストレスが、たくさん食べることによって得られる満腹感で解消しようとしたりするかも知れません。

このように糖尿病は、さまざまな危険因子が複雑にからみあって起こる病気のようです。

もちろん、歳をとることによって、膵臓(すいぞう)の機能が衰え、ブドウ糖の処理能力も低下します。
よって、インスリンの分泌不全や作用低下で糖尿病になる確率は増えます。