■必要なエネルギー量と栄養量を知る

糖尿病の食事療法を行ううえで、まず知らなければいけないのが、自分に必要なエネルギー量です。
自分が1日に必要なエネルギー量は、年齢、性別、身長、体重、活動量などから総合的に医師が決めるらしいのですが、以下のような算出方法でも知ることができます。

1.標準体重の算出
身長(m)×身長(m)×22=標準体重
例)
身長170cmの場合
1.7×1.7×22=63.5
よって、身長170cmの人の標準体重は63.5kgになります。

2.必要なエネルギー量(指示エネルギー量)の算出
標準体重×作業強度=指示エネルギー量

作業強度(kcal)の目安は以下の通りです。
標準的な成人:25~30kcal
肥満の人:25kcal
高齢者:25kcal
やせている人:30kcal
若い人:30kcal

例)
身長170cm、標準体重が63.5kgの場合
63.5×25=1587kcal
通常100以下は四捨五入します。
よって、適正な指示エネルギーは1600kcalとなります。

また、1日の指示エネルギーが分れば、次に大切なのが栄養のバランスです。
特に、3大栄養素と呼ばれる糖質・たんぱく質・脂質は、指示エネルギーごとに1日の必要最低限の量が決められています。

例)
指示エネルギーが1600kcalの場合
糖質が200g、たんぱく質が60g以上、脂質が30g以上が1日に必要最低限の必要量の目安です。

また、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを含む野菜などの食品も、毎日最低300g以上とる必要があります。